これほどまでに汎用性が高くどんな魚でも掛けることができ、そしてこんなに釣れるものは他に存在しない、誇張でもなんでもなく本当に釣れるルアーがあります。
このルアーに出会ってからまだ2年足らずですが、北は秋田、南は鹿児島まで投げ倒して数々の釣果を上げてきた、わたしの中では伝説のルアー。
アブガルシアの「カチカチ玉」。
どんな季節でもこれを投げておけば何かしら釣れるんですが、特に有効なのは春と秋。
これまでの釣果とその使い方やポイントをアブガルシア公式よりも詳しく解説します。
アブガルシア カチカチ玉
ラインアップ
製品名 | カラー | 重量(g) | 価格(JPY) |
カチカチ玉20g+5g |
シュリンプオレンジ |
20 |
850 |
カチカチ玉20g+5g | ピンクゴールド |
20 |
850 |
カチカチ玉20g+5g | グリーンゴールド |
20 |
850 |
カチカチ玉20g+5g | カニタコレッド |
20 |
850 |
カチカチ玉20g+5g | オレンジゴールド |
20 |
850 |
カチカチ玉30g+5g |
シュリンプオレンジ |
30 |
850 |
カチカチ玉30g+5g | ピンクゴールド |
30 |
850 |
カチカチ玉30g+5g | グリーンゴールド |
30 |
850 |
カチカチ玉30g+5g | カニタコレッド |
30 |
850 |
カチカチ玉30g+5g | オレンジゴールド |
30 |
850 |
カチカチ玉40g+5g |
シュリンプオレンジ |
40 |
900 |
カチカチ玉40g+5g | ピンクゴールド |
40 |
900 |
カチカチ玉40g+5g | グリーンゴールド |
40 |
900 |
カチカチ玉40g+5g | カニタコレッド |
40 |
900 |
カチカチ玉40g+5g | オレンジゴールド |
40 |
900 |
カチカチ玉60g+5g |
シュリンプオレンジ |
60 |
950 |
カチカチ玉60g+5g | ピンクゴールド |
60 |
950 |
カチカチ玉60g+5g | グリーンゴールド |
60 |
950 |
カチカチ玉60g+5g | カニタコレッド |
60 |
950 |
カチカチ玉60g+5g | オレンジゴールド |
60 |
950 |
カチカチ玉60g+5g | イカグロー |
60 |
950 |
カチカチ玉60g+5g | シークレットブラック |
60 |
950 |
カチカチ玉80g+10g |
シュリンプオレンジ |
80 |
1000 |
カチカチ玉80g+10g | ピンクゴールド |
80 |
1000 |
カチカチ玉80g+10g | グリーンゴールド |
80 |
1000 |
カチカチ玉80g+10g | カニタコレッド |
80 |
1000 |
カチカチ玉80g+10g | オレンジゴールド |
80 |
1000 |
カチカチ玉80g+10g | イカグロー |
80 |
1000 |
カチカチ玉80g+10g | シークレットブラック |
80 |
1000 |
カチカチ玉100g+10g | シュリンプオレンジ |
100 |
1100 |
カチカチ玉100g+10g | ピンクゴールド |
100 |
1100 |
カチカチ玉100g+10g | グリーンゴールド |
100 |
1100 |
カチカチ玉100g+10g | カニタコレッド |
100 |
1100 |
カチカチ玉100g+10g | オレンジゴールド |
100 |
1100 |
カチカチ玉100g+10g | イカグロー |
100 |
1100 |
カチカチ玉100g+10g | シークレットブラック |
100 |
1100 |
カチカチ玉120g+15g |
シュリンプオレンジ |
120 |
1300 |
カチカチ玉120g+15g | ピンクゴールド |
120 |
1300 |
カチカチ玉120g+15g | グリーンゴールド |
120 |
1300 |
カチカチ玉120g+15g | カニタコレッド |
120 |
1300 |
カチカチ玉120g+15g | オレンジゴールド |
120 |
1300 |
カチカチ玉140g+15g | シュリンプオレンジ |
140 |
1400 |
カチカチ玉140g+15g | ピンクゴールド |
140 |
1400 |
カチカチ玉140g+15g | グリーンゴールド |
140 |
1400 |
カチカチ玉140g+15g | カニタコレッド |
140 |
1400 |
カチカチ玉140g+15g | オレンジゴールド |
140 |
1400 |
カチカチ玉は20g~140g、カラー全7種類のラインアップとなっています。メタルジグとあまり変わらない比較的安い価格設定が嬉しいポイントですね。
カチカチ玉の特徴
カチカチ玉は遊動式のタイラバで、オモリ+ラバーで1セットです。
フックは3連式となっていて、なかなかフッキングが難しいタイラバでのチャンスを極力逃さない設計となっています。
通常、タイラバのラバーパーツはラバー+フックで構成されますが、カチカチ玉はいろいろなギミックが搭載されています。
ラバーパーツのウエイト
まず一つ目がラバーにもウエイトがあること。
遊動式タイラバの特徴は、フォールの最中はオモリから先に沈下していき、ラバーが追従するかたちで後を追うように着底します。このとき、浮力によってラバーだけフワフワとフォールし、中層にいる魚や遠くにいる魚に長時間アピールすることができ、食わせの間をもたらします。
しかし、遊動式は水深があればあるほどオモリとラバーが離れすぎて沈下するため、フォール時のアタリが取りづらくなり、獲れる魚も獲れなくなってしまうデメリットがあります。
その点、カチカチ玉にはラバーパーツにもウエイトがあり、オモリから離れすぎずに沈下するためアタリを取りやすく、チャンスの取りこぼしがありません。
ちなみにラインアップ表の製品名にカチカチ玉20g+5gと記載されていますが、前半の20gというのがオモリの重さ、後半の5gというのがラバーパーツのウエイトを表しています。
ワームキーパーのコイル
二つ目はワームキーパーが搭載されていること。
写真のようにラバーパーツの中央にコイルがくっついており、様々なワームを合わせて使用することができます。アピール力を高めたければボリュームのあるワームを、小魚をイミテートしたければテール付きのワームを、集魚効果を高めたければニオイ付きのワームを、といった具合に自分好みにカスタマイズできます。
アブガルシア公式では、Berkleyのガルプ!のワームを付けることを推奨しているようです。
実際に、ガルプ!のセブンズトレーラー4インチはコイルのサイズ的にもシルエット的にもカチカチ玉にベストマッチしており、これを付けることで集魚効果とアピール力が上がり、釣果も倍増するのでオススメです。
もちろんワームやトレーラーを付けなくても普通に釣れます。ワームキーパーとなるコイルは普段ラバーに隠れて見えないので、魚に違和感を与えることもありません。
カチカチ音の発生
三つ目のギミックは、オモリとラバーパーツのウエイトが当たることでカチカチ音を発生させます。製品名の由来になっている部分ですね。
スイミングさせているときも振動でカチカチと音が鳴り、着底時もオモリとウエイトがぶつかってカチっと音が鳴ります。
このルアー自体、結構単純な構造なのですが、動き・ニオイ・音そして食わせの間を作ることによって、視覚・嗅覚・聴覚全てにアピールしてターゲットを誘う、とても理にかなったルアーなのです。
使い方は簡単 投げる落とす巻く
見出しの通り、それ以上でもそれ以下でもありません。
カチカチ玉をラインに結んだら海に向かってキャストし、底に着いたらあとはただ巻いてくるだけ。誰にでもできますね!
本来は初心者が使うべきルアーだと思っているんですが、何よりこのカチカチ玉という、タイラバ釣法を陸(ショア)で行うということがまだ全然普及していないため、残念ながら初心者がそのようなジャンルの釣りを知る由もありません。
投げて落として巻く、再び底まで落として巻く、ということを繰り返すだけでいろいろな魚が狙えます。
アクションは付けないでください。特にシャクるなんてもってのほか。
余計なことをすると、こんな具合にラインにフックが引っ掛かってムダな一投を過ごすことになります。
ちなみにわたしがカチカチ玉で釣り上げた代表的なお魚たちがこちらです。
ヒラメ73㎝、マダイ87㎝、クエ60㎝!
その他にもマゴチ、サバ、シーバス、キジハタ、イトヨリダイetc
ヤバくないですか? もちろんこれが全てではありません。しかし、カチカチ玉のポテンシャル、これだけでもじゅうぶん伝わったのではないでしょうか?
基本的な使い方は投げて巻くだけですが、下記の記事では釣果アップのためのポイントを詳しく解説しています。
すなわち最強 カチカチ玉
春、夏、秋、冬どの季節でもどのような場所でも何でも釣れてしまう最強のルアー、それがカチカチ玉。
ダイソーのジグヘッドがすごいとかコアマンのアルカリシャッドがヤバイとかブルーブルーのブローウィンが釣れるとかいろんな名作はありますが、騙されたと思って買ってみてください。
間違いなく一番汎用性が高く釣れるルアーはこれです。
使えばきっと釣果をもたらし、視野が広がることと思います。
コメント