二日目は宮崎県北まで場所移動したにも関わらず、一日を通してノーバイト。
ファイナルウェポンを調達するべく近くの釣具屋へ。
宮崎のサーフはシンペンがめちゃくちゃ強いイメージがあって、全てのサーフが、とは言わないけど遠投しないとポイントまで届かないところが多いように思う。
単に波打ち際のブレイクに潜む魚を見落としている、というか釣りきらんだけだろうけど。
ということでimaのヨイチ、Jacksonのアスリートを購入。
これで宮崎サーフは俺のものだぜ!
新しいルアーを使い惜しむ性格なので、この遠征でパッケージを開くことはないだろう…
しかし!
ファイナルウェポンを手中に納めたことによる精神的な安定はきっと釣果に繋がるはずだ。
ありがとうヨイチ、ありがとうアスリート。
たぶん一年くらい使わんけど。
翌日。
暖冬と言えどさすがに朝は寒い。薄着で来たのを後悔。ヒートテックの極暖持ってくれば良かった。
寒さに震えながらウェーダー履いて、毎年歩く林道を抜けて朝日が昇る前からポイントに到着。
さすがに29日ともなると、周りの企業も仕事納めしたのか5~6人のアングラーがすでに釣りをしていた。
ここ、穴場過ぎていつも1人か2人なのに。
激込みやんけ!ぎゅうぎゅうだな!
全長4㎞ほどのサーフ、ありんこくらい小さく見えるお隣さんに
「となり失礼しますね」
と丁寧に挨拶をしてキャスト。コロナと一緒でソーシャルディスタンスに気を遣うのは大事だ。
時刻はAM6:50。セオリー通り波打ち際のブレイクから攻めるため、まずはミノーをチョイス。
反応なし。
手前がダメならと、沖に狙いをつけて実績のあるジグパラ30gを投入。
しゃくるのがだるくなって2~3投でチェンジ。
小まめなルアーローテーションも大事なのだ。断じてただの飽き性なわけではない。
やっぱり手前が気になるので、Gコントロール28 トロピカルグローに選手交代。
朝日で海がオレンジ色に染まるここぞという時間帯に起用すると、ホームランを連発してくれる信頼と実績の最強ルアー。
ただし飛距離はご愛嬌。いいんだよ、特大ホームランじゃなくても入れば同じ1点さ。
Gコンの良いところは泳ぎが安定しないこと。流れがあると泳いでくれないくらい、すぐにアクションが破綻する。
まっすぐブリブリ泳いでいると思ったら急にふらついたりする。まるで、スマホいじって前を見ていない若者のながら運転のように。
そのイレギュラーな動きに魚が反応してしまう。安定しないムラのある泳ぎ、それがこのルアーの強さ。
ちなみにムラのある選手で検索したら村上宗隆の画像が出てきた。たぶん侍ジャパンのせい。
手前のブレイクを狙って村上をひたすらキャストしていると、良い感じの地形変化を発見。
わかるかなー、ここだけ凹んでて周りより波が大きく押し寄せてるの。
この先の海底がどうなっているのかまで考えてないけど、変化のある場所に変わりはない。
任せた村上。お前はできる男。ここぞというときに活躍する男の中の漢だ。
50mくらい飛ばしてストップ&ゴーで誘ってみる。手前のブレイクに差し掛かったところでリーリングを止めて着底。
再び巻き出そうとしたらガッと何かに引っ掛かって根がかり。
根がかり? そんなわけない
やんっ!! でフッキング。
ぐにゅーっと竿先が曲がって、一瞬間を置いてからジジジジーっと出されるドラグ。
いいねー。なかなかの重量感。釣りはこのときのやりとりがたまらない。だからやめられない、止まらない。
かっぱえびせんはそんなに好きじゃない。
もっと楽しみたい気持ちとバラしたくない気持ちが戦う間もなく、波に合わせて打ち上げられる魚。
波打ち際で掛けたからそりゃそうだよね…
ど~ん
村上もといGコン強し。
計ってないけど55㎝。村上の背番号。
ありがとう村上。もといGコン。
この一匹に満足してしまって、二匹目掛かってから余裕ぶっこいて動画まわそうとしたらフックアウト。
てへぺろ。
そんなエラーも気にならない、勝ち越しのソロホームラン打ってヒーローインタビュー受けるくらいの清々しい気持ちで本日の釣りは終了。
これくらいのサイズ一匹出たらわりとマジで満足。遠征大成功。調子いいかも。
明日も頑張るどー!
って、タイトルの魚どこいった?
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